本棚と人

人の家に行くと、ついその本棚を見てしまう。 本棚には、その人の興味の集大成がある。 この人は一体何に興味を持っていたのだろう? いるのだろう? 私の本棚は、大括りで 「レシピ・飲食マニュアル系・薬膳系」(カフェをやっていたときにすごく集めていた) 「クラフト系マニュアル」(要は、作り方がわかればなんでも自分で作りたいから) 「農業系」(いつかの自給自足のためにw) 「スピリチュアル系」(どうしてなんだか。この手の道に入ってきた。小さい頃「なんで?」って思った答えはここにあったように思う) 「俗世系・IT系」(税金とかパソコン関連の本、その他諸々の雑学系) 「美術館で買ったパンフレット系」(若かりし時に買わなくて未だに未練のあるのが、カルダーのおもちゃ箱展…w) ちゃんと「漫画」も読みましたよW で、どうも、マニュアル本が好きらしいW (いつかの自給自足のために。かな。) とはいえ、自分の時代・年代に添って、好みやタイミングで色々な本を読んだ。(映画も結構観たかな) 実のところは、本を読むのはあまり好きではなかった。 大学の頃に、演劇サークルだったので、その頃本を読む習慣がついたのかもしれないけれど、 かなりとんがってたので、安部公房だとか、遠藤周作だとか、カフカとか、シュールな本が好みだったかな。 今は辛くて、苦しくて、重くて読めない。W いつも、何かの「答え」を探していたように思う。 最近は映画も、本も、もう答え(結果)が大体見えるので、面白くなくて読まないし、観なくなったかもしれない。 普通にノンフィクションのドキュメンタリーの方が、よっぽど奇想天外で面白い。 そう考えても、本棚は過去形で、進行形ではないかもしれない。 人間の「今」に必要な情報が素通りしていくんだろう。 人んちに行って、本棚見て歩きたい。 そして勝手に想像する 「この人どんな人なんだろうな」 ってw
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