コロナで大騒ぎの最中。
全国がコロナで一斉自粛にかかる直前。
そんなこととはつゆ知らず、三輪山に登ろうということで、奈良エリアに行ってきた。

車旅は結構遠い。
一気に道中を制覇するのは難しいということで、サービスエリアに車中泊を試みたのですが、自分の土地で車中泊はあるけれど、外で電源なしの車中泊は初めてだったので、まず何が大変だったかというと、トラックのアイドリング音。

あまりにうるさいから、「トラック、アイドリング、うるさい」とか調べてみたところ、どうも冷凍車はエンジンを止めることができないらしく、終日夜だろうが朝だろうが、エンジンつけっぱなしなのだとか。
今までが極楽のような車中泊だったので、これはいかんということで、下道に降りて道の駅を探す。

くらい。くらいよ。

見つけた道の駅は、すごく静かだった。
ビクビクしながらカーテン閉めて寝ていたら、車の中を覗くおじさんたちの声。

「寝てんじゃね? 東京のナンバーだし、寝てんじゃね。」

怖いから寝てるふりしました。

道の駅は、地元の人が警備をしているようです。
他のところでも、少し注意が必要かもしれません。
でも、静かなので犬共々そのまま就寝。

朝起きたら目の前にはどでかい水車がありましたw。


なんとも清々しい。
ちょっと高度が高いのか、肌寒かったもののお散歩にはちょうどいい。
鳥の声も耳に清々しい。

そんなこんなでいざ出発。

最終目的地は三輪山ですが、ずっと念願だった熊野の那智の滝や熊野大社、天河神社などを巡ることに。

なんだか不思議な天気。
行く前から「雨」とは聞いていたので覚悟はしていたのですが、伊勢あたりで激しい豪雨。
それも、前が真っ白で見え無いくらいの激しい雨。
握るハンドルが恐怖な真っ白雨。

今日はお参りいけないかもなぁ。と、思うぐらい。

と、思っていたら、スコッと現地に着いたら雨は止み、空が晴れてきた。
ラッキーです。

そして、雨のおかげか、現場は人っ子一人いない。



降りた先にあった素敵石にお参りして、いざ那智の滝!



素敵!
素敵です!
一本滝は男滝と言われることが多いですが、この滝はたおやかな若い男性でもあり、凛々しい女性のような、中性的な感じがします。ハラハラとたなびく水しぶきが本当に美しい。



その近くにある那智大社へお参りに。
その脇に、神木の楠があるのですが、枝ぶりも素晴らしい。
本体に空洞があるらしく、胎動巡りができるので、入ってみました。





そこはトトロの穴でした!
そっくり!
ご神体の喜びより、トトロの穴に入れた感激で一人大騒ぎ。w

そんなこんなで、お参り中は雨が止み、傘いらず。

まだ時間はありそうだったので、熊野大社を目指す。

自分の氏神さんが熊野大社なので、いつか本宮に行きたいなぁと思っていたので、これも念願叶った感じ。



その近所にもゆかりの神社や土地があるので、見て回ったのですが、
その昔、熊野大社は三つの河の交わる中洲にあったらしい。



イシス神殿といい、江ノ島といい、自分のゆかりのある神社は、なにやら水と関係した(囲まれた?)ところが多い気がする。

これまた、まだ時間がありそうなので、位置的に戻るのはアホっぽいので、そのまま天河神社へ。

今のところ、道中の途中は雨が降るものの、お参りの際中はすべて雨が止む。
素晴らしい。
たまにすごい厚い雲の隙間から、絶妙なスポットライトのような太陽が、ピンポイントで降ってくる。
素敵。



ここも、道中雨だったのが傘がなくても大丈夫な天気になり、天河さんの階段を登り始めたら階段の先から太陽がサァ〜っとさしてきて、神秘的。

前にきたときも、不思議天気を経験していたものの、今回も何やら天気との不思議シンクロがありそう。
(ちなみに、前回は雲海が出て、なくなり始めるその川の上に、大蛇のように白い雲が川に沿ってうねうねしていたのを見られました)

そして、前回きたときは気がつかなかった?のですが、天河神社のどこか?で、水があふれたときに見つかった文献から、そのそばにある高倉山も実はご神体だったことが判明したらしく、今は「禊殿」として祀られている。
そちらも参拝。(ちょっとわかりずらく、途中迷うw)



帰り際、山の上が気になって見てみたら、ん?!
すごく大きな岩がある?
日本はここかしこに岩がご神体の神社ありますが、これももしかしたらご神体では?
(写真だとわかりずらい)



そして、この日はここで打ち止め。
その先にある以前に行った温泉を目指す。
が、よりによって、定休日…。チーンです。

しょうがないので、その近くのスーパー温泉目指す。
温泉入って、道の駅にで宿泊。
明日は、いつもお参りに行っている、生丹売姫神社に行くのでした。
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